知ってる?仕事での「ありがとう」のパワー

年末の人事評価、フィードバックをする機会があった方も多いのではないでしょうか?
今年は同僚や上司と会う機会も少なく、人間関係を構築するのは難しい年であったと思います

上司に気に入られてないのかな?と心配な方。そう思ったら、思い切って聞いてみるのも。
意外にパフォーマンスが良いと褒められることもあると思います。

上司になっている人全てが適切なリーダーシップスキルを持っているとも限らず、
「部下をどうマネージしたら良いのか」
「どのようにフィードバックをあげたら良いのか」
戸惑っている上司もいるはず。

そんな上司は「あまり褒めると良くないかな」と辛口目の評価をしたりしますが、本当は、チームにとっても感謝していて、その表現をどうしたら良いか分からないだけなのかもしれません

そして、部下、チームをお持ちの方。
この大変な年でついてきてくれた事、そして、結果を出してくれたチームに感謝をしてあげてください「ありがとう」の一言のパワーは莫大です

よくやっているな、と思っている部下でも(特に女性は)「私、ちゃんとできているかしら?嫌われていないかしら?』と心配している人が多いものです。

特に、経済的な状況が難しいこんな時期「私、この会社で続けられなかったらどうしよう」と思っている人もいるかもしれません。余計な心配をしなくても良い人を安心させて、その分業務に集中してもらうことはとても大切です。

私の尊敬するアメリカ人の社長さんから学んだことの一つに、「特にジュニアで若いメンバーは、会社にちょっと何かあると、最悪を想像しやすいから、常に安心させることが大切」があります。ちょっとした噂でも話がだんだん大きくなって、不安になる人もいるので、部下のいる方は気をつけてあげてください

実際、私も以前、直接は自分と関係なかったとてもシニアな人からある日「来週にでも話をしない」とメッセージをもらったときは「ポジションを変えられちゃうのかしら?」とか「プロジェクトメンバーから外されるのか」などネガテイブに考えたことがあります。結局それは、「いつもありがとう。なんか僕でできることがあれば、いつでも言ってね」のカジュアルなコーヒーミーティングだったのですが、私でもちょっとハラハラしました。

なんの仕事をしていても、仕事での人間関係はとても大切ですあまり対面で会えなかった今年だからこそ「ありがとう」の一言がいつも以上に必要かもしれません。