任せることの難しさ

皆さん「任せること」得意ですか?

また上司にどのくらい「任されて」いますか?

私が学生でインターンを始めた頃

「せっかく仕事しようと思ってるのに暇でつまらない」という私に「任せるって言うのは結構手間がかかって大変なものだから」と父に言われたのを思い出します。

その頃はあまり理解出来なかった私ですが「任せる」なかなか難しいですよね。

私は誰かにお願いするとき「自分視点」「相手視点」両方から考えます。

「自分視点」で考えると、
「自分ではなくてもできること」「自分がやりたくないこと」

「相手視点」で考えると、
「相手の実力よりちょっとだけストレッチしているか」「少しだけチャレンジングでやりがいがあるか」

これがぴったり合えば任せるのにとても良いタスクだと思います

任せても相手がなかなかできなかったり、お客様に迷惑をかけたりしては困りますから、その場合は自分でやり直したり、部下に言いたくないフィードバックをする必要があるかもしれません。

かといって、何も任せないのでは、部下が成長しないので、これは「長期的な投資」として(任せて教える)ということを絶対にすべきです。でないと、あなたのやっている事が手放せなく、いつまでたってもステップアップできません!

最初の部下の時、私は「とりあえず任せてほっとけばいいんだ」と変な誤解をしてしまったのですが、任せた後にこまめにフォローアップするのが何よりも大切です。

「あれ、どうなった」
「途中でもいいから見せてね」

そして出来上がってきたものが、たとえあなたからみて40%くらいでも良いところを探して感謝の気持ちを伝えましょう。ポジティブフィードバックの後に「ここをどうしたら良いと思う?」と一緒に考える事で必ず成長する事でしょう。

また、「頼むと悪いかな」と思った事もあるのですが、任せられた方は結構嬉しいものです。

上司の立場にいるあなたは部下の方々の成長を楽しみに描いてどんどん任せてみてくださいね。

そして部下の立場にいるあなたは、任せている上司も色々考えてやってくれているのかも、と考えてみてください!