職場で、自分らしく 人とつながるために
先日、コミュニティのグループセッションで、
近々、新しい会社に転職される方から
「人間関係がうまくいくか不安です」という
ご相談をいただきました。
新しい環境でチャレンジするとき、
多くの方が感じるのが
「人間関係、うまくいくかな…」という不安。
それは、とても自然なことです。
職場での成功は、人間関係が9割
人との関わりは、業務をスムーズにするためにも、
毎日を楽しくするためにも欠かせない要素ですよね。
この日のセッションでは、
「仕事は努力でキャッチアップできるけれど、
人との距離感がつかめるか、ちょっと不安
どのくらい積極的に話しかけていいのか迷ってしまうんです。」
という声が印象的でした。
私やコミュニティのメンバーから彼女にお伝えしたのは、
“自分らしさを封印しないこと”こそが、信頼を築く第一歩
ではないか、ということ
このメルマガでは、職場で人とつながるために意識したい
3つのコツをご紹介します。
新しい環境にチャレンジする方はもちろん、
どんな方にも役立つヒントです。
1) 周りがどうであっても、あなたらしく、積極的に声をかける
「おはようございます」「今日もお疲れさま」
そんな一言が、思っている以上に周りをほっとさせます。
もしかしたら、返事がないのは「無視」ではなく、
ただみんなが少しシャイなだけかもしれません。
あなたの明るさが、空気を少しずつ変えていきます。
挨拶も、相手に対する、大切な
ポジティブフィードバック!
2) 上司たちが “ どんな職場をつくりたいか ” を考える
実は、上司たちも
「もっと明るいチームにしたい」と
願っていることが多いもの。
研修をしていると、よくご意見をいただくのですが
自分から挨拶をしなさそうな(笑)
年配の男性たちも
「実は」チームの雰囲気をとても大切に思っています。
そんな中であなたが笑顔で声をかけたり、
チームをつなぐ役割をしてくれるのは
とても歓迎される動きです。
というのは、「空気を読んで黙る人」よりも、
「風を動かせる人」が求められているから
人間社会では、「どこでも」
心理的安全性を作ってくれる人は
ウェルカム。
あなたから動いていきましょう!
3) “雑談の起きやすい場所”を戦略的に利用する
コーヒーマシンの前、
オフィスのキッチン、コピー機の横…。
何気ない場所での一言が、意外な人とのきっかけになります。
私は、20代の時に、外資系企業の東京オフィスで、
化粧室の近くの「喫煙スペース」で
「おじさん」たちの話に混ざっていたら、
仕事の流れがわかるようになった」経験がありました。
彼らはタバコを吸いながら
ビジネスmtgを雑談まじりに行い
決断をしていたのです!
タバコを吸わない私も、仕方なく
その場に積極的に参加していました(笑)
3つのコツ、いかがでしたか?
あなたが職場でより良い人間関係を
構築して頂くのに
参考になれば嬉しいです。
少し前に、尊敬する方から聞いて印象に残った言葉があります。
「モノとモノは糊がくっつけますが、
人と人は雑談がくっけます」
雑談は、人と人をくっつける“ノリ”のようなものです。
新しい職場、新たなプロジェクト、そんな機会は
「あなたがどんな人か新たに知ってもらえるチャンス」
「明るく挨拶する人」
「心理的安全性を自ら創造してくれる人」
「積極的に会話に参加してくれる人」
そんなポジションを作るのもアリですね。
とは言っても、おしゃべり好きで
外向的である必要はありません。
実は、私はとてもシャイ。
人は、笑顔で近づいて話を「聴いてくれる人に」
良い印象を持たないわけはないからです。
そして、何よりも「あなたのままで」
無理に合わせようとせず、
あなたのままでつながりをつくることで、
信頼は自然に育っていきます。
あなたの「おはよう」で、
今日も職場に新しい風を吹かせてくださいね!