国際エグゼクティブコーチ ヴィランティ牧野祝子
女性がグローバルステージで成功するためのマインドとノウハウを提供する「国際エグゼクティブコーチ」。コミュニティ「グローバル キャリア ウーマン」を主宰。国内外に住む女性を対象に、天職発見、起業・転職方法、キャリアアップ方法、時間術など、レバレッジの効いたキャリアデザインの描き方を指南している。
東京生まれ。ニューヨーク「コロンビア大学」、欧「INSEADビジネススクールMBA」卒業。現在、イタリア人の夫と子ども3人と一緒にイタリア・ミラノに在住。
米国の外資系戦略コンサル「ベイン&カンパニー」、化粧品メーカー「ロレアル」、ギネス・ジョニーウオーカーなどを扱う世界的な酒販会社、ファッションやコンセプトストア「10 Corso Como」など、国内外10ヶ国で20年の国際キャリアを積む(ジェネラルマネージャーとして100人のチームを率いたこともある)。
米・仏・伊・英のほかに、中国・上海にも長期在住経験あり。海外企業で “日本人は自分1人だけ” ”マイナーな女性”――そんなダブルな不利を跳ね除けて、シニアマネジメントのポジションも務める。
2人目の子どもが障害児だった事も影響し、3年ほどブランクができる。このときは「もう一生仕事に復帰できないのでは……」と激しく落ち込む。同じ価値観を分かち合える仲間がいない孤独と、夢を諦める辛さ。人生を諦めかけた時、以前の会社の上司に誘われて、奇跡的に復帰を果たす。それと同時に、子育てで苦労しながら身につけたスキルが仕事でも活かせることに気づく。
ところが、今度は働きすぎてしまい、仕事とプライベートとのバランスを崩す。「このままではいけない!」と女性の生き方や働き方と正面から向き合うようになり、試行錯誤の末に、仕事とプライベートの両立に成功。海外企業でも稀有な“女性のシニアマネジメント”のポジションに就きながら、後輩女性社員のメンターも多く務め「’Best Boss Ever!’(最高の上司)」と慕われる。
その後、後輩女性社員のメンターを務めた経験を活かし、女性たちをグローバルステージでの成功へと導く「国際コーチングビジネス」で起業。現在は、「ステージアッププログラム」を主宰し、国内外に住む女性たちにキャリアデザインの描き方を指導。かつての自分と同じように、キャリアにつまずいたり、仕事とプライベートが両立できず悩んだりしている女性をサポートしている。
仕事と子育てに忙しい女性は、「人生設計」をする時間も余裕もなく、毎日の延長線上で人生を過ごし、自分を犠牲にしてしまうこともある。そんな女性たちに、自分の人生について考え、ゴールを設定し、毎日の生活の視点を少し変える方法を伝授。悩める女性が時間的な束縛から解放され、夢を実現していくプロセスを伴走する。
プログラムをスタートして「思い切って起業をする勇気をもらえた」「理想の会社に転職できた」「スタートしてからわずか数ヶ月でお客様にサービスを提供」「意外なチャンスが舞い込んできた」などの嬉しい声が多数。
結果を重視するプロフェッショナルでありながらも、一人ひとりに親身にアドバイスをするスタイルに定評がある。ビジョンは女性の活躍を通して、世界での日本のポジションを再確立すること。