転職活動は、理想のジーンズを探す
ウィンドウ ショッピング
転職活動を続けていると、
気持ちが下がる時がありますよね。
応募できそうな求人が見つからない。
応募しても返事が来ない。
最終面接まで進んでも、別の人に決まってしまう。
リクルーターから厳しいことを言われる。
「自分に合う仕事なんて、 本当にあるのだろうか」
そう思ってしまうこともあるでしょう。
先日も、転職活動中の方が、あるリクルーターから、
「希望する分野の案件は少ない」
「年収を上げるのは難しいかもしれない」
と言われ、落ち込んでいらっしゃいました。
でも、私はこうお伝えしました。
その言葉は、市場全体から下された最終判定ではありません。
単に、そのリクルーターが今持っている案件の中には、
紹介できるものがないということかもしれません。
もしかすると、その人があなたの経験を
十分に理解できていないのかもしれません。
一人のリクルーターの言葉を、
「自分の市場価値」だと思わないでください。
転職先を探す方法は、一つではありません。
リクルーターに相談する。
LinkedInで求人を探す。
興味のある会社の採用ページを見る。
業界のイベントに参加する。
知人や元同僚に声をかける。
気になる分野の会社を一社ずつ調べる。
特に、これまでとは違う業界や職種に移りたい場合、
求人票に書かれた経験と自分の経歴が、
完全には一致しないことがあります。
同じ経験を見ても、「直接の経験がないから難しい」
と考える採用担当者もいれば、
「この経験は、こちらの仕事にも応用できる」
と可能性を見てくれる人もいます。
だからこそ、
自分の経験を理解してくれる一社、一人に出会うまで、
入口を複数持っておくことが大切です。
転職先として必要なのは、100社ではありません。
自分に合う、たった「1社だけ」です。
そして転職活動の途中で、
「10点だと思える会社」に出会えたなら、
たとえそこに決まらなくても、大きな収穫があります。
どのような事業に心が動くのか。
どんな上司と働きたいのか。
どのくらいの規模の会社が自分に合うのか。
どんな雰囲気なら、自分らしく働けそうなのか。
それまで漠然としていた「理想の仕事」が、
私は、キャリアプログラムのメンバーさんたちに
転職活動のグループセッションを頻繁に行っていますが、その中で
「転職活動はウィンドーショッピング」
とお伝えしています。
「自分に合うジーンズを見つけるには、
何度も試着室に入らないといけない」
それと同じくらい、
転職も「トライ」することが大切。
写真では素敵に見えたのに、着てみると少し違う。
いつもなら選ばないデザインが、意外によく似合う。
サイズは合っていても、着ていて心地よくない。
その反対に、履いてみた瞬間、「これだ」と思える一着もある。
求人票を見ることも、面接を受けることも、
会社の人と話すことも、一つひとつが試着です。
不採用は、「あなたに価値がない」という意味ではありません。
その服とは、サイズやタイミングが合わなかっただけかもしれません。
転職活動は、結果が出るまでは、
何も進んでいないように感じることがあります。
でも実際には、いろいろな会社を見るたびに、
自分の希望は明確になっています。
知らなかった業界を知り、
自分の強みを伝える言葉が磨かれ、
どんな人と働きたいのかも見えてきます。
それは、社会見学のような豊かな時間でもあります。
必要なのは、たった一社です。
焦らず、寄り道もしながら、いろいろなジーンズを試着してみてください。
「これを着て歩いていきたい」
と思える一着は、きっと見つかります。
ちなみに、私のコミュニティー生は、30代、40代後半でも
年収アップの「やりがい転職」をしています。
「30代以上の子育て女性は、年収アップは無理」
などと言われても、信じないでくださいね(笑)
今日も最後まで読んでくださり
ありがとうございました。
