「部下のよいところは、知っています」

研修やコーチングで、上司のお話を聞いていると、

部下の良いところ、ほとんどの上司の方々は知っています。

 

では、「それを、ご本人に伝えていますか?」とお聞きすると、

「そういえば、言葉にはしていないかもしれません」

という答えが返ってくることも少なくありません。

 

一緒に働いていると、「見ていれば伝わるだろう」

「わざわざ言わなくても、わかっているはず」と

思ってしまうことがありますよね。

 

でも、見ていることと、相手に伝わっていることは、

同じではありません。

 

そこで活用していただきたいのが、1 on 1です。

 

私は、1 on 1はポジティブフィードバックをする

最高の機会だと考えています。

大勢の前では照れてしまう言葉も、

一対一なら落ち着いて伝えられるかもしれません。

 

相手の反応を見ながら、

「どこを見て、どう感じたのか」を具体的に話すこともできます。

 

例えば、こんな言葉です。

「この前の会議では、事前に皆さんの意見を聞いてくれていましたね。

丁寧に準備してくれて、ありがとう」

これは、相手の工夫や努力に目を向ける

「行為承認」のポジティブフィードバックです。

 

「今回の資料は、比較のポイントが明確で、判断しやすかったです」

こちらは、できあがった成果を具体的に伝える「結果承認」です。

 

さらに、

「相手の話を丁寧に聞けるところが、あなたの強みですね。

これから、この強みをどんな仕事で活かしていきたいですか?」

と、強みやこれからの可能性について話すこともできます。

 

こうした言葉を伝えるために、

大きな成果が出るまで待つ必要はありません。

まだ途中であっても、工夫していること、

続けていること、できるようになったことはあるはずです。

 

そして、伝えた後には、

「ご自身では、どう感じていますか?」

と聞いてみてください。

 

「実は、今回はここを意識していたんです」と、

こちらが知らなかった努力を話してくれるかもしれません。

 

ポジティブフィードバックをきっかけに、

相手への理解がさらに深まり対話が生まれます。

次の1 on 1の前に、その人に伝えたいことを一つ、

思い浮かべてみませんか?

「あなたのこんなところを、見ています」

 

そして、あなたが部下側の場合は、

上司へのポジティブフィードバックもしてみましょう。

「〇〇が参考になりました」

「あなたのこんな言葉が刺激になりました」など

立場に関わらず、その一言が、相手の自信や、

次の一歩につながるかもしれません。

 

そして、ポジティブフィードバックをくれない上司には

おねだりをしてみることもお勧めです。

会社の「仕組み」や「制度」になっていても、そうでなくても

一対一の時間として、1 on 1を積極的にして、

相手へのポジティブフィードバックをプレゼントしてみてくださいね。

 

明日からまた月曜日!

頑張って 1週間を楽しく過ごしましょうね。

 

今日も最後まで読んでくださり

ありがとうございました。