先日、ポジティブフィードバック講座を開催しました。

 

講座が終わった後、

認定講師の皆さんと振り返りをしていたとき、

とても印象に残る話題がありました。

 

「人にはポジティブフィードバックができるのに、

自分にはなかなかできない人が多いですよね。」

 

確かに、講座でも何人もの方が、

 

「自分を褒めるのが苦手です。」

「自分にはポジティブフィードバックができません。」

 

とおっしゃっていました。人には

 

「よく頑張りましたね」

「成長していますね」

 

と自然に言えるのに、

なぜ自分には言えないのでしょう。

皆さんと話しながら考えているうちに、

その理由は大きく2つあるように思えました。

 

一つ目は、自分への期待値が高いこと。

「もっとできるはず。」

「ここまでできて当たり前。」

 

そんな高い理想を持っているからこそ、

今の自分がそこに届いていないと感じてしまい、

「まだまだ」と自分に厳しい言葉をかけてしまうのです。

 

でも、理想が高いこと自体は決して悪いことではありません。

むしろ、それだけ成長したい気持ちがあるということ。

 

だからこそ、

その大きな理想だけを見るのではなく、

そこへ向かっている

今日の一歩にも目を向けてあげてほしいのです。

 

 

そして二つ目は、他人と比べてしまうこと。

SNSを開けば、

誰かの成功が目に入り、

職場では優秀な同僚が目につく。

 

すると、「私なんてまだまだ」と思ってしまう。

でも、隣の芝生は青く見えるものです。

 

私たちは、

人の表側はよく見えますが、

その人が積み重ねてきた努力や葛藤までは見えていません。

 

だから、比較する相手は他人ではなく、

過去の自分で十分なのです。

 

昨日の自分より、少し勇気を出せた。

1週間前より、新しいことに挑戦できた。

 

1年前にはできなかったことが、

今では当たり前にできるようになっている。

そうやって振り返ってみると、

「私もちゃんと前に進んでいる」と気づけます。

 

ポジティブフィードバックとは、

特別な成果が出たときだけにするものではありません。

 

一歩踏み出したこと。

挑戦したこと。

続けてきたこと。

 

そんな日々の積み重ねを認めることも、

大切なポジティブフィードバックです。

 

理想は高く持っていていい。

未来のビジョンは、大きく描いていい。

でも、その未来へ向かって歩いている今の自分にも、

ぜひこんな言葉をかけてあげてください。

 

「今日もよく頑張ったね。」

「少しずつだけど、ちゃんと成長しているよ。」

 

その一言が、

また明日の一歩を踏み出す力になるはずです。

 

 

今日も最後まで読んでくださり

ありがとうございました。