「部下には、いつでも気軽に話しかけてもらいたい」
そう思っている上司の方は多いと思います。
でも実際には、上司は忙しい。
会議もある。 資料も作らなければいけない。 考え事をしたい時間もある。
部下とのコミュニケーションは大切にしたい
でも、 一日中いつでも話しかけられる状態では、 自分の仕事が進まない。
そんな「忙しい上司」にこそ、 おすすめしたい方法があります。
以前働いていた会社に、 私がとても尊敬していたアメリカ人社長がいました。
その会社はとてもフラットで、 社長室もありませんでした。
社長も社員と同じオープンスペースに
机を置いて仕事をしていました (彼の机の裏にミニ会議室)
つまり、 誰でもいつでも話しかけようと思えば 話しかけられる環境です。
そこで、その社長が使っていたのが、
「Me Time」「Team Time」
と書かれた札でした。
Team Timeなら、話しかけてOK。
質問でも相談でも、 ちょっとした報告でも、 気軽に声をかけられます。
一方、 Me Timeのときは、集中する時間。
札が出ていれば、周囲も「今は話しかけないほうがいいんだな」
と自然にわかります。
これ、とてもシンプルですが、
忙しい上司にとってすごく良い仕組みだと思うのです。
忙しいときに部下から話しかけられると、 つい、
「今ちょっと忙しいから」
「それ、あとにしてくれる?」
と反応してしまうことがあります。
上司としては、 単に「今は忙しい」という意味だったとしても、 部下からすると、
「話しかけないほうがいい上司なのかもしれない」
と受け取ってしまうことがあります。
それが何度か続くと、 本当に大切な相談まで上がってこなくなるかもしれません。
だからこそ、
Me Time=自分の仕事に集中する時間
Team Time=周りの人に開いている時間
をあらかじめ見えるようにしておく。
札でもいいですし、 カレンダーでもいい。
SlackやTeamsのステータスを使ってもいいと思います。
ポイントは、
「話しかけないで」と壁をつくるのではなく、
「この時間なら、ぜひ話しかけてね」を伝えること。
忙しい上司だからこそ、 いつでも話しかけられる必要はありません。
むしろ、自分の集中時間をきちんと確保しながら、
「話しかけていい時間」を明確につくる。
そのほうが、部下にとっても安心です。
話しかけやすい上司とは、 「いつでも話しかけられる、上司」 ではなく、
「いつ話しかければいいか、がわかる上司」 なのかもしれません。
皆さんも、忙しい毎日の中に
「Me Time」と「Team Time」 つくってみてはいかがでしょうか。
今日も最後まで読んでくださり
ありがとうございました。
