私のコミュニティでは、
グローバルなキャリアを積み上げていきたい、
色々なことに挑戦したい!
そんな方々がいらっしゃいます。
今日は、こんなご質問に
お答えさせて頂きます。
「グローバルキャリアを築きたい場合
日本人ならではの強みを生かしつつ、
弱みをどう補えばいいですか?」
このようなご質問は
とっても多く頂きます。
私も世界10カ国でいろいろな人と仕事をした経験から、
『日本人ならではの強み』というのは
結構あるのではないかなと思っています。
さて、あなたは、どんなところが
日本人の強みだと思われますか?
例えば『ちゃんとしている』というのも
日本人の強みの1つですね。
時間通りに来る、期限を守ることって
日本では当然のことだと思いますが
海外に行くと結構やらない方が多いのです。
日本で仕事をしたら
ちゃんと準備をして会議に行く、
ちゃんと会議議事録を取ったら
ちゃんと担当が分かれていて
自分がやるべきことを期限内にやっていく。
日本では「当然」が、
海外では、強みになること、実は、多くあります!
また、私が日本人の強みとして生かすことができたのは
「日本人としてのおもてなし」の心
ファッション業界のアウトレットの会社で
仕事をしていたときのことです。
サービスを向上するために、
日本人目線としておもてなしの方法を提案していたら
「じゃあ、あなたがやってみて」と
任せて頂きました。
その結果として、
クライアントさんが獲得できたり、
クリスマスのラッピングサービスなど
日本人的には普通なことをやっただけですが
すごく喜ばれました。
日本の常識を海外でアピールすることが
役に立った経験がありましたので、
『日本人ならでは』の強みになると思います!
逆に弱い部分をどう補うかですが、
基本的に、私は強みを生かすことの方が
弱みを補うことより大切だと思っています。
]
ですので、
まずは、強みを生かしてアピールしてください。
よく聞かれるのが言語の不安です。
上手に話すことは重要ではありません。
言語ができないと思って会議中に
発言しないことの方が問題なんですよね。
上手に話せなくてもいいので、
貢献したい意思を見せること、
自分の意見を伝えることが大切です。
なので
自分が役に立てるところを見つけてみてください。
私がイタリアで仕事をしていた時にいた
中国人のスタッフの方はイタリア語も英語も
それほど上手ではなかったのですが・・
ただ、お客様にも同僚にもすごく可愛がられていました。
というのも、彼女のパーソナリティと
「いつでも何かあったら私に言ってね!」
といった貢献したい姿勢を見せてくれるような方でした。
なので、ご質問者さんや、
将来、グローバルキャリアを考えている方は
言語とか、今までの経験とか関係なく
日本人らしさをアピールしつつ、
貢献するぞ!といった思いを持って
行動していただくと良いと思います!