先日のメルマガで、「反対意見、どうしている」とあるアメリカのマーケッターの方が自分と全く意見の違う人を招いてポッドキャストで話しているのを見て、「反対意見を持っている人だからと言って人間性を否定したり敵対視するのでなく、組んでいるところに興味を持った」ということを書きました。

数時間後、読者のMさんからこんなコメントをいただきました。ありがとうございます!

「自分を掘り下げていくうちに、人生のテーマの1つとも言える「価値観の違い」の話題だったのでついついコメントしちゃいました!反対意見の人とは、今まで「どちらが正しいかの勝負」になることもありますが、価値観に正しいも悪いもなく、対談者のように尊重する事なのかな、と思いました。価値観の違いを認めて、尊重し合って、正しい正しくないの議論が無くなれば戦争までも無くなるんじゃないかと思う位です!」

素晴らしいコメントですね。

このようにフィードバックしていただくことで、私がもともと書いていた内容よりもずっと深くしてくださって、感謝です!

また、Mさん、何気なくアップしたインスタがバズってそこにアンチコメントが来ているとのこと。そんなコメントをする人は「自分と違う考えの人はダメ、敵、と見てしまう人達なのかな」とおっしゃっていました。

Mさん、まず「アンチコメント」をもらうくらい、影響力がある方、ということに「おめでとうございます」と申し上げたいです。

アンチコメントもクレームも「わざわざ」時間を作って誰かがやってくれていること。多くの人は面倒くさがり屋なので、よっぽどの思いがないとアンチコメントもしてくれません。皆さんも、インスタを見ていて興味がなかったり、あまりポジティブに思わなくても、多くの場合、そのまま「スルー」ですよね?

そこでわざわざ「私こう思う」とアンチコメントをするエネルギーを奮い立たせる何かがMさんの投稿にはあった、ということです。

クレームも同じ。文句を言ってくれるお客様はそのブランドやお店のことを考えてくれているので、ちょっとの工夫で「熱いファン」にすることが出来ます。

反対意見もアンチコメントも、ずは「誰かが反応してくれてありがたいな」。

またもしかしたら、その反対意見にも何かあなたへの大切な学びを与えてくれるかもしれません。

それでも「ちょっとキツイ」内容のものだったら、私は「世の中、私にいちいちコメントしてくれるなんて、暇な人もいるもんだな(笑)」と考えます。そして、アンチコメントに熱いコメントを返せば炎上することもありますが、多くはそのまま静まりますので、ご安心を。

情報発信をしようと思うけれど、「アンチコメントが怖くって、躊躇する」こうおっしゃる方もいます。炎上させるのは、簡単ではありませんので、多くの場合、そのような心配はされなくても。炎上したら、私にとっては「贅沢な悩み」ということでしょうか。

反対意見が来たら、「来た来た。私も影響力を増してきたな」。Mさんのように「何気なく」それができたなら尚更です。

素敵な週末を!