私の心に残るリーダーからのフィードバック

私は過去に20年あまり10カ国で仕事をしてきましたが、その間に多くの素晴らしいリーダーの方々に育てていただきました。

「どうやって育ててもらったのだろう」

そう考えた時に、私なりの答えとして出てきたのは

「フィードバックを通じて。それも『ポジティブなフィードバックを通じて』」でした。

私の改善点をネガティブなフィードバックで指摘して、というのももちろんありますが、それよりも大きかったのは、

ポジティブなコメントを通じて、私に自信と勇気、そしてやる気を出してくれた。そこで私が「頑張ろう」と思えたから「細く長く、時には少し太く」キャリアを続けられ、「続けたから色々と学んで育たせてもらった」

という感じです。「ポジティブフィードバック」といっても難しいことでなく、たまに対面、時にはメールやメッセージで

「この書類よくまとまっているね」
「今日のプレゼン、観客を惹きつけてわかりやすく話せたね」

などの事ですが、それを「頻繁に」言っていただいたことで自信のない私でも「もしかしたら組織に、みんなに貢献できて、少しは役に立ってるのかも」と思えるようになったのです。

そして、時にはもう少し「深い」フィードバックだったり、私の悩みに直結したフィードバックも頂きました

そんな言葉は、言われた時の情景が今でもカラーで目に浮かぶくらいはっきりと覚えています。

これから数回、そんな「リーダーからもらったフィードバック」についてお伝えしますね。

今日の言葉はイギリス人の非常に朗らかなリーダーDさんからの言葉。

当時私はマネージャーになったばかりで「実は私この業界のことそれほど知らないし、マネージャーとして大丈夫なのだろうか。部下に尊敬してもらえるだろうか、と多くの心配がありました。

ある日の 1on1ミーティングの最後にそんな私の悩みを聞いてくれたDさん

「素晴らしいリーダーは全てを知っている必要はないし、全てをできる必要はないよ」と安心させてくれました。「君には、君しかできない良いところがたくさんある。それを活かすのが大切だよ。君はマネージャーとして業界のことを全て知っている必要もない。心配しないで」

「良いリーダーはオーケストラの指揮者のようなもの。みんなをリードして、同じ方向に楽しく行ってもらうのが大切。1つ1つの楽器を弾ける必要はないんだ」と。

当時の私は、マネージャーになったばかり「みんなにどう思われるか」「自信がない、どうしよう!」ばかり考えていて力んでいたのですね。「全ての楽器を演奏できないから、それができるふりをしなきゃ」と考えていて、「みんなが楽しく演奏できるための環境作り」には頭が回っていませんでした。

そんなアドバイスを頂いて(その後も色々と試行錯誤をして)数年後には私は、「全く知らない業界」でチームを引っ張っていく度胸もついてきました。

20年近く前のDさんからのフィードバックは今でも私の心に残っています。

皆さん、ポジティブなフィードバック、もらっていますか?

「私も上司に言われたこんな言葉が印象的」「もっともらえたら良いのに」などコメントをいただけるととても嬉しいです!

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