先月は、1か月あまり日本に帰国していましたが、イタリアに着いてから娘の希望で(娘の友人達のいる)海沿いのリゾートに来ています。

どこからでも仕事ができる今ではバケーション中も私は基本的に仕事。

私にはこのスタイルがあっているようです。以前は「夏休み」は「ぼーっと」しているだけで、本を読んだり海に行ったり。美術館を訪れたりしていれば良いのですが、海でのんびりだけだと、1週間たった頃には退屈していました。

ここでは、娘や息子の友人が何人かきているため、私も毎日ママ友とコーヒーやランチ。午前中は家から仕事をすることも多いものの、全体的にバカンスの気分になります。

先月の東京ではのんびりするつもりだったのが、色々やってしまって、思ったよりずっと忙しかった事を考えると、今はのんびり。何が違うかというと、その違いは環境かな、と思います。

バカンス中東京にいた時
東京だといくら自分がバカンスムードになりたくても、色々な事を成し遂げている仲間に刺激されて「私も頑張ろう」と無意識でなっていたのかもしれません。街のスピードも早く、何となく忙しい気分になります。
バカンス中リゾートにいた時
それが、ヨーロッパの様々な国からバカンスに来ている人々のいるここでは、周りがみんなのんびりしているので、やらなくてはならない事以外は優先順位を下げて!とついついのんびりしてしまいます。

時差のせいもあって東京では睡眠不足だったのも、戻ってきてすぐに解消されました。海に行って、ランチのあとはちょっとお昼寝!これも長期的にみると、健康に良いのかな、と自分に言い聞かせています。イタリア人の義母に言わせれば「夏の間に思いっきり休んで、冬に備える」そう。

大都市の東京とこのイタリアの海辺の街での体験をして、今回もつくづくと感じました。

周りの影響って、大きいですね!

自分が何を目指すかによって、身をおく環境を戦略的に選ぶ事はとても大切です

ゆっくりしようと思っても東京では少し難しいように、ここで慌ただしくするのはなかなか難しいものです。とは言っても「〇〇に集中しよう」というときは朝少し早く起きて、家族が寝ているうちに片付けることはできますが。

皆様の中には、毎日のお仕事や子育てに追われている人もいるかもしれませんし、その中でも「〇〇をやりたい」と思っている人もいるかもしれません。その時にそれを成し遂げるのに良い環境を自分に与えることはとても大切です。

地理的な移動も環境の変化。

物理的に動かなくても、自宅からでもオンラインでいつもとちょっと異なるグループに参加することで、大きな意識の変化をもたらすことも可能です。

テクノロジーの発達した今日に感謝。

目的に合わせて、積極的に自分に「適した環境」を与えてあげてださい。適した環境による効果、びっくりするかもしれませんよ。

今日から素敵な1週間を!