先日のメルマガで「フィードバックをもらっていますか?」という事について書きました。
本日もその続きで、私が今までにもらって、印象に残ったフィードバックについてシェアさせていただきますね。
最後にいた会社では、経営会議のような場に招待してもらうことが多く、部署を代表して行ったり、他の国から偉い人がくると、エスコートや紹介をする機会が多くありました。
そんな会議に出る時は、いつもよりちょっと緊張して、自分の部署やカバーしている国について聞かれたらちゃんと答えられるように準備をして「気合を入れて」望むこともあれば、毎日の仕事で忙しく、ほとんど準備ができずそれでも張り切って参加することもありました。
また、時には「なんで私がこの会議に行かなくてはならないのだろう。時間もとられるし、私が発言してもあまり変わらないし」などやる気のないムードで出ることもありました。
その「やる気のないムード」だったある日。
「ここにいてもあまり意味がない」と思いながら、私は、20名近くの参加者から隠れるようにして、端っこの方に座り、発言をせずに数時間の会議を終えました。
会議を終えると、私の直属の上司ではないものの、ヨーロッパで私の部署を統括していた方に早速呼ばれました。
「今日の君はエネルギーレベルも低かったし、発言を一つもしなかった。前回は数ヶ月前のこの定例会議ではもっと張り切って臨んでいたのに、どうした?大体、あんなに端っこに申し訳なさそうに座るとはなんだ。会議に呼ばれている時点でここにいる権利があるのだから、もっと真ん中に堂々と座れ!」
日系企業で座る場所が決まっているようなところでは難しいでしょうが、外資でどこにでも座れる場合、これ、やってみてください。
今はオンラインのことが多いと思いますが、その時でも「堂々と」最初にちょっと声に出して挨拶してみるとか、なんらかの形でご自分の存在を「大きめにアピール」すると、次に発言する勇気も出てきたりするから不思議なものです。
大切な会議でのプレゼンや発言。上手くいくときは「あたかもその場で成功するような」態度で望めるかどうか、で随分結果が変わると思います。
「端っこに申し訳なさそうにいる気分」で仕事をするか「真ん中で堂々と自分をアピールする気分」で臨むか。
試しでも、後者になったつもりで、やってみてくださいね!