皆様の人間関係、いかがですか?
ちょっと難しい方、いらっしゃいませんか?
会社での人間関係に悩んだりする方も多く
よく私のところへ、ご相談いただきます。
組織で働いていると、
仲が良い方、どうも苦手な方、いるのが当然です。
皆んなに好かれる必要もありませんよね。
私は、外資系と海外企業で働くことが多かったのですが、
「苦手!」と思う人が出てきた時に
積極的にある1つのことを行なっていました。
この、「たった1つのこと」で、
仕事もスムーズになっていった気がします。
私が外資系の会社にいたときのことです。
海外の会社ですし、日本人が私1人しかいないという時もあったり、
本当にさまざまなバックグラウンドの方と一緒に働きました。
国籍が違うのはもちろんのこと、
以前の経験や育ってきた環境や常識も全く違う方ばかりでした。
そういった海外の方(日本人も含み)と働いていて、
大変だと感じたこと多々あります。
「この人やりにくい」
「あの上司は苦手なんだよな〜」
「あの部署の人ちょっと嫌だな。」
さらには、
「苦手な人だけど。。
逆に自分の部下、チーム内で
「この人はなかなか動いてくれないのだけど、
どうしたらいいのかな。」などと
苦労したこともあります。
きっとみなさんの周りにも
そんな人がいるのではないでしょうか?
では、そんな時にどうしたらいいのか?
私にとって、その答えは基本的にただ一つです。
それは、その方とお近づきになること
お友達になることとは意味が違いますし、
その必要もありません。
会社におけるお近づきとは、
『人と人として関わりを持ち、
1人の人間として尊重できるところまで関係を作ること』です。
よくあるのは、たまにミーティングで会う方で、
「あの人ちょっと気が合わなそうだな」
「話が合わないな」と思って放置していると、
そのまま次のミーティングで会う時にも、
やりにくさは続いていきますよね。
メールをしても
「嫌な感じのメールが返ってきたな。。」
ということもあるかもしれません。
では、あなたは
その方と1対1で話をしたことはありますか?
ほとんどの方は、そのような機会はなく、
ちゃんと話したことはないとおっしゃいます。
まずは、
難しければオンラインでもいいです。
さらに、可能であれば
ランチやコーヒーを飲むなどのカジュアルな場をオススメします。
仕事の話だけをするのではなく、
「子供いるの?」
「以前の会社はどこにいたの?」など
人と人として知り合うところから話していくと、
実は同じような趣味があったりとか、
共通の話題などの発見もあるかもしれません。
友達になるわけではないけど、
どんなことをしてきてどんな生活環境で暮らしているのか、
1対1で会うと大体そこからはスムーズに話が進みやすくなります
同じ会社にいたとしても、関わらなければ
「苦手な知らない人=○○さん」という人で終わってしまいます。
その人のことを
「お子さんいて大変なんだな」
「引っ越して、いろいろ事情があるんだ」など
いろんなことを話していると相手について分かってきますよね。
相手について知っていることや、
共感できるところを少し持っていたりするだけでも人間、
何となく仲良くなるなるものなんです。
それを機に仕事がしやすくなったり、
パフォーマンスまで上がったりすることがあります。
私の好きな、リンカーンの言葉に
私が、社内で苦手な人に
お近づきになろうとした例をご紹介しましょう。
以前の会社ではチームリーダーミーティングや
社長に報告会をするチームの中に入っていました。
ミーティングで話していくとき、
やっぱり周りは外国人なので何となくやりにくいところがありまし
ミーティングを進めるのに必要なキーマンが分かり、
その方にちょっと苦手意識があったので、私は思い切って
ミーティングの前にお茶をしたり、
ランチに誘ったりしていました。
カジュアルな場で、
その人に根回しをしておいて、
私の思っていることを伝えて相手の意見も聞くこともしました。
お互いの考えやアイディアを事前に話しておくと良いです。
次のミーティングでは私がイタリア語ではっきりと意見を話せなく
その人が何となく理解してくれた上に
「祝子もそう言っているから、他の部署もどう?」などと
話してくれたこともありました!
その人とは結構、
考えが合っていたこともありますが、
それはお互い知らなければ気づけなかったかもしれませんし、
フォローもしてくれていなかったかもしれません。
いかがでしたか?
会社の人間関係で困った時にする、たった1つのこと。
まずは、
・身近にいる苦手な上司
・チームメンバー
・苦手な違う部署の方
人として知るために仲良くなってみる。
そのように関わってみてください。
勇気のいる行動かもしれないですが、
結果としてきっと仕事がやりやすくなると思います!
皆様の中でも、この行動上手くいったよ!という方、
過去にそんな似たような経験がある方など、
教えてくださると嬉しいです。