先日、息子がTokyoの地下鉄で
お財布をなくしました。
13歳になる彼は、1人で地下鉄に乗って
あっちこっちに移動。
ミラノの地下鉄は
3本しかないので、
東京の地下鉄はチャレンジング!
東京では携帯を
持たせていないので、迷ったら
誰かに聞くか、自分で解決。
私が10代の時は
携帯がなく海外留学も
行ったのだから、
なんとかなるでしょう、と
あまり心配もしていません!
ある日、私が外で打ち合わせをしている中、
家に電話をしたら、息子が
「今帰ってきたよ。さっきお財布なくしちゃった。
ママ、駅で切符代の〇〇円、払ってきて」
私が帰宅して
息子に詳しく聞くと
「駅に入るときにはSuicaで入ったけど、
地下鉄の中でお財布がなくなって
お財布にSuicaがあったから、
駅から出ることができなかった。
駅員さんに言ったら、
後から払うように言われた」とのこと。
後に息子と駅まで払いに行くと、
息子の名前と私たちの住所が
かかれ、駅員さんの捺印のある
紙がありました。
「こんなことでも
まだ紙ベースなんだ。
あれほどDXと騒いでいる
世の中なのに」となぜか新鮮。
そして、駅員さんに
「忘れ物窓口」があることを教えていただきました。
早速電話すると
な、なんと
そのお財布が
忘れ物センターにあるとのこと!
さすが日本
都内の地下鉄で
お財布を忘れても
出てくるとは!
これ、海外では
ほぼ、あり得ないことです。
忘れ物センターにいくと
「現金が入っていたので、
金庫で保管してあります。
少々お待ちを」とのこと
数分後に封筒に入ったお金と
息子のお財布を
持ってきてくれました。
彼のお財布には、
ユーロも少し入っていたのですが、
「ママ、キャッシュは
日本円だけ金庫で保管なんだね(笑)」
確かに、ユーロは別に保管されず、
お財布に入ったままでした。
これも息子にとっては全て体験!
- 地下鉄でお財布をなくすことも、
- それを忘れ物センターに 取りに行くことも、
あまり体験できることでは
ありません。
そして、私も新たな
学びを得ました
古き良き、親切で安全な
日本が、いまだに都心にあること
東京も変わったなー
そんなこと、ないですね
お財布をなくした
息子に感謝!
そして
現金の入ったお財布が
届けられて、手元に戻る
日本に感動!
この日本の
安全性と、思いやりの素晴らしさは
なくならないで欲しいですね!
携帯なしで、迷いながら電車に乗るのも
忘れ物をして、ハラハラドキドキするのも
お財布をなくして、焦るのも
駅から外に出るために、駅員さんに話すのも
忘れ物センターでお財布に再会するのも
全てが、日本ならではの体験。
「日本大好き!」を
再度実感できた
エピソードでした。
本日も最後まで
読んでくださって、
ありがとうございます。