出版してから2年半。
お陰様で今でも企業様からの研修のご依頼を頂いております。
先日、40代の管理職の方から、
ポジティブフィードバックにまつわる
こんな素敵なお話をして頂きました。
「休日に、野球チームのコーチしています。
試合の途中で、子供たちにフィードバックをするのですが、
その時に気づいたことがありました。
コーチをスタートして、最初のうちは、
どう語りかけたらいいか分かりませんでした。
とりあえず
「これもっとこうやってやって!」
「ここ、こうしなきゃ!」と
「注意」や「指摘」の
いわゆるネガティブフィードバックばかりをしていました。
そうすると子供たちの耳はどんどん閉じて、
聞き耳を持たずに、
また目線が下がって元気がなくなってしまいました。
元気に楽しく試合、どころではありません。
数回こんな体験をして、
迷った挙句、指導の方法を変えてみることにしました。
注意する代わりに良いところにフォーカスし、
ポジティブフィードバックをする事にしたのです。
「あれよかったよ」
「ここ、気をつけたら、もっと良くなるよ!」
こんなポジティブな言葉がけに、
子供たちの耳はどんどん開き、
目が輝いていくのが分かりました。
たった一言ですが、その違いを見て、
私はハッとさせられました。
私は大企業で管理職をしていますが、
週末に体験したその子供たちの反応は、
“会社の大人でも一緒なのでは”、と言う事です。
皆様いかがでしょうか?
あなただったら、
どちらのタイプの声がけをしてもらいたいですか?
ポジティブフィードバックは、
上司部下だけでなく、
親子やパートナーなど、
プライベートでも役立つツールです。
ぜひ、意識的に使ってみてくださいね!
そして、ご自身へのポジティブフィードバックも忘れずに!
素敵な週末をお過ごしください♪