【部下との“対話”、できていますか?】
〜育成の鍵は、寄り添うコミュニケーション〜
こんにちは!
今日は、マネジメントにおいてとても大切な
「部下との対話」についてお話しします。
ある職場での一コマ。
「この仕事、お願いできるかな?」
「それは無理です。そんなにできません」
もしあなたが上司だったら、どう対応しますか?
このとき大切なのは、
ただタスクを「振る」だけでなく、
部下と向き合い、
その仕事を任せた理由、
あなたがその人に可能性を感じていることを、
言葉にして伝えるこ
これは、ポジティブフィードバックの中でも、
「可能性承認」という重要なアプローチです。
一方で、こう考えてしまうこともあるかもしれません。
「あの部下は、いつも『できない』って否定的で困る…」
でも、もしかしたらそれは、
『上司であるあなたとの“対話不足”』
なのかもしれません。
ちょっと視点を変えると、
たとえば、こんな対話ができます!
- 「今、どんな業務にどれくらいの時間を使っている?」
- 「この新しいタスク、
実は短期的に必要なのはこの部分だけなんだよ」 - 「この仕事、あなたの成長にもきっとつながると思ってるよ」
さらに、
- 「前に『◯◯分野に興味がある』って言ってたけど、どう?
今回と関連あるかも」 - 「まず1ヶ月やってみて、また一緒に振り返ろう」
こんなふうに、相手の声を引き出しながら“対話”
また、言葉だけでなく「声のトーン」も重要です。
質問の形をとっていても、
実は威圧的だったり「断れない空気」を出してしまっては逆効果。
あくまでも、相手の考えや気持ちを引き出すための質問として、
穏やかで、温かい雰囲気を心がけましょう(まずは笑顔で!)
よく聞かれます。
「そんな面倒なこと、本当に必要なんですか?」
…はい、必要なんです!
なぜなら、あなたは経験もスキルもある上司。
力量のある者が、そうでない人に寄り添うのがルール。
あなたが寄り添うことが、チームをうまく回すコツなのです。
そして、これからさらに出世し、
もっと多くの部下を持つようになったとき──
かつてのあなたと同じように悩むマネージャーが、
あなたのチームに現れるかもしれません。
そんなとき、今のあなたの経験が、
きっと誰かの“支え”になります。
今回の「部下との対話」は、
**未来のあなたをつくる“学びの場”**です。
「面倒くさいなぁ」と思うことも、あるかもしれません。
でもそれを
「部下をエンパワーできて楽しかったな」
と感じられるように、チャレンジを楽しんでみてくださいね!
人を育てること。それに寄り添えること。
それは、人生において
最も豊かで、誇れる経験のひとつです。
あなたのリーダーシップが、
誰かの人生を変えるかもしれません。
今日も素敵な一日をお過ごしください!
ps 私の上司、寄り添ってくれない、というあなた。
その上司も寄り添ってもらった経験がないのかもしれませんね!
まずはあなたから上司を「理解しようと」してみて、あなたから
ポジティブフィードバックをしたり、