先日、私たちのグループでセッションをしていたところ
「〇〇を挑戦したかったけれど、ずっと不安でした。
このコミュニティに入って、みんなに応援してもらってやってみたら
意外にできました」
そんな声がありました
これは、私にとっては「あるある」です。
「難しそうに思えた外資系の会社をチャレンジできた」
「数ヶ月前には、夢にも思っていなかったような
大人数の場で、自分の経験について話していた」
「挑戦したかったプロジェクトのリーダーとして
手を挙げて、任務を遂行できた」
客観的にみると「やってみたら?」と思えることが
自分ごとになると、とたんに動けなくなる
そして、仲間と一緒に
勇気を与えあって、背中を押してもって
エイヤ!と飛び込むと「出来る」
どうしてでしょうか?
新しい挑戦を前にすると、私たちの心は
つい最悪のシナリオを描いてしまいます。
でも、不安は“悪者”ではなく、
あなたが本気で何かを大切にしている証拠でもあるのです。
私自身、講演やプロジェクトの前に
何度も不安に押しつぶされそうになったことがあります。
(先週も、この数日、「どうやってサバイブしよう!」と
思っていました 笑)
けれども、経験を重ねるうちに、
不安を「味方」に変える方法が見えてきました。
今回は、「不安だけどやってみたい」あなたに
4つのコツをお伝えしますね。
まず1つ目は、(矛盾に聞こえるかもしれませんが)
「不安だったら、やってみること」が一番!
どうしようかな?そんなあなたの目の前にあるのは
「乗り越えられる壁」です。
私たちの前には
「乗り越えられない壁」は現れません。
行動してみると、頭の中で膨らんでいた不安は
「思っていたより大したことなかった」と小さくなり
自信が湧きます。
不安は、行動でしか静まらないのです。
2つ目は、挑戦を受けると決めたら、
とことん準備して
自分のコンディションを整えること。
プレゼンするなら、資料やスライド。リハーサル。
転職なら、会社の調査、自分の書類や、面接の練習
最初は準備に時間がかかるでしょうが、
だんだん慣れてきます。
とことん準備することで、
「自分の心と体の状態」もコンディションされます。
準備を重ねると、不安も
「面白そう」「やってみよう」に変わります。
3つ目は、ロールモデルと話すこと。
あなたのやりたいことを「既にやった人」と話すと、
軽々やってそうなその人にも
不安に思った裏があったり、コツを教えてもらたり、
「自分もやってみよう」
「チャレンジすることが面白そう」
「意外にできるかも」
そう思わせてくれるでしょう
自分の少し先を歩く人の話を聞くと、
「私にもできるかもしれない」と未来がリアルに想像できます。
イメージできることは、実現できるのです。
そして4つ目は、「自分の不安」よりも
「相手への貢献」にフォーカスすること。
ベクトルが自分にあると、緊張しますが
相手に向くと、どうでしょうか?
「うまくやらなきゃ」よりも
「相手の役に立ちたい」と思えた瞬間、肩の力が抜けます。
あなたの想いが届くとき、不安は静かに消えていきます。
面接している会社の人は
「良い人がいなくて困っている」
「私は、そんなあなたに役に立てますよ」と
想いを込めて自己紹介プロジェクトを進めてほしいと思っている
上司には「私に挑戦させて」と言ってくる人はありがたいもの
講演やプレゼンの話を聞きたい相手には
「私の経験で良ければ、共有しますよ」
そんな気持ちで臨みましょう
不安をゼロにするのではなく、うまく付き合いながら進むこと。
それが、行動する女性の新しいスタンダードかもしれません。
