皆さん「ワガママ」って聞くと何を考えますか?
私が育った頃はこれはとても悪いこと。人の事を考えて、自分が何をしたいかを言わず、周りを尊重するのに自我を潰してでも、人様のためになる事を、という考えが主流だったかと思います。
ワガママを辞書で調べると、これも決してポジティブではありません。
『相手・まわりの者の意に反して、無理な事でも自分がしたいままにすること。したいほうだい。』
『まわりの意に反して』はたしかに良くありませんが、
私はワガママをこう提議したいと思います。
「自分のやりたい事」「自己」も大切にするために、日常生活の中で人のために何かをする「自己犠牲」ばかりでなく、自分の事をある程度優先する考え方とその行動
抽象的なので、例をいくつか
- 疲れたので、買い物に行って、食事を作る代わりに、買ってきたお惣菜やデリバリーで夕飯を済ませて、その分ゆっくりお風呂に入る。
- 子供が少し大きくなってきて、仕事もしたくなったので、シッターさんにお迎えや子供の面倒をお願いする。
- 自分がしなくても良い、掃除や洗濯などを家事代行の方にお願いする。
- Aというタスクが苦手だから、それが得意な部下にやってもらって、自分は自分の得意なBというタスクに集中する。
- 仕事量が増えたので、アシスタントを増やしてもらうか、会社内で、もっとチャレンジな仕事が欲しいと思っている若い人に仕事を分担して、その人のメンターをしつつ、自分は定時に帰る。
これって、日本の「完璧である母」「良いサラリーマン」像からすると、自分勝手でわがままな生き方、働き方となるかと思いますが、海外のワーキングウーマン、海外の会社員からすれば、「当然」のことです。
私も以前はこのような考え方をしておらず、自分で全てをやっていたのですが、
「なぜ私ばかりこんな大変な思いをしてるの」とまわりにイライラする毎日
あまりにもこれが続き、人生が真っ暗。
ちょっとよくないな、と思って、自分勝手にしてみることにしたらまわりにほぼ全く影響がないことに気づきました。
「なーんだ。それならもっと早くから好きにしとけば良かった」
ここから私の「わがままライフ」がスタートしました。
私がハッピー。みんなもハッピー。