ミラノはロックダウンが緩くなった週末を迎え、街に活気が戻ってきました。
今日はそれほど寒くなかったこともあり、人気のカフェの周りには若い子たちで溢れていました。嬉しいですね!

さて、私たちは、「時間がない」とよく言いがちですが、時間はみんな24時間あります!

私が思うに「時間がない」という時は、多くの場合、2つの意味があるのではないかと思います。
本日は、その1つ目を紹介します。

長女が小さかった頃など、私はよく主人に「時間がない」と言っていました。
その時の私が言いたかったことを考えると、それは

自分の「コントロールできる時間」に限りがあり、「自分の思うように集中できる時間」がまとまって取れない

ということだったと思います。
1日をコントロールできる時間とできない時間と分けると、

  • 自分が好きに時間を使える「コントロールできる時間」
  • やらなくてはならなく、なんとなく時間が過ぎる「思い通りにならない時間」

があります。女性の場合、特に、このコントロール「できない」時間が多くあるかと思います。

子供が小さかった時、父親が調子が悪かった時もあり、そんな時は子供の面倒や家事。親の介護で1日があっという間に過ぎてしまい、自分の時間はほとんどありませんでした。そんな時私は、

「時間がない」

とストレスに感じましたが、それは「自分の好きに使える時間」がなかったからです。

コントロール「できない」時間の使い方

その後2人目、3人目も生まれ、好きに使える時間は増えるどころか減って行きましたが、コントロール「できない」時間の使い方が上手くなった気がします。”家事”、”子供の寝かしつけ”、”洗濯物干し”などの時間に

「自分のやりたい事や学びたい事を同時にやる

ことで、それほどストレスに感じなくなりました。
特に最近ではテクノロジーの発達で、耳から情報をインプットすることが非常に簡単になりました。

「自分のための時間」でない時に「~しながら」でタスクを多く入れること。
これで、私にとって「時間がない感」は随分減った気がします。

私は、大抵の場合、2つ以上のタスクを並行して入れており、

  • 料理をしながら耳からは情報のインプット。
  • 片付けをしながら、セミナーの内容をブレスト。
  • 昨日はキッチンに立ちながらクラブハウスでお話もさせて頂きました!

洗濯をとりこんだり、ちょっと片付けたり、集中力のいらない家事の時間は考えることも可能で、良いアイデアが浮かぶことも!

コントロールできる時間がなくてストレスになっているあなた! お気持ちはわかりますが、その時間を急に増やすのは難しいかもしれませんので、それ以外の時間の「~しながら」やってみて下さいね!

素敵な日曜日をお過ごし下さい。