先日のメルマガで、キャリア迷子から脱出して、「低空飛行」から羽ばたくコツについて書きました。ちなみにそのコツというのは、下の2つ。この2つが大きく羽ばたくのに必要かと思います。
1)行きたい方向性を明確にする事
2)その後にゴールまで向かっていける環境に身を置く事。
それに対してこんな質問をいただきました。どうもありがとうございます!
「キャリア迷子の場合、多くの人が器用で、いかなる職種や環境でもある程度の結果を出せると思うのですが、職種の選択という基本的な誤りがあり、実はそのジャンルでキャリアアップするための資質がないという場合、その見極めは、どうしたら良いでしょうか。また、進路変更の決断はいつすれば良いのでしょうか。 それとも、どの分野でも(但し、情熱を持っている分野)、どんな人でも頑張ればキャリアアップして、活躍できるようになるとお考えですか? やりたい事とできる事の違いもあると思うのですが、これはどうでしょう。いつまで夢を追いかけていいのでしょうか。 [魚に木登りを教えても無駄だけれど、水の中では上手に泳ぐ]という名言を思い出しました。誰が言ったか忘れましたが、アインシュタインでした?」 |
日本人は色々とできる人多いので、「木登りできる魚」が多いかもしれません。たとえ出来たとしても、きっと楽しくないと思います。やっぱり大きくて綺麗な海で、似たような魚と泳いだ方が楽しいに決まっている!
そのジャンルで「資質がないか」は実力以外の運やご縁なども影響してくるので、難しい見極めだとは思いますが、
ご自分の心の声を聞いて、「違うかも」と思ったら、とりあえず他のオプションを考えられるのは良いと思います。
万が一色々と見た後で「やっぱり私は元の進路があっていたんだ」とわかれば、それはそれで気持ちがスッキリして全く同じことをするにも結果が違ってくるかと。
人間「やろうと思えば」なんでも出来ると思っていますが、より「成功しやすい」ように、
・ご自分の「ブランディング」
・サービスや商品の「パッケージング化」
のやり方を考えることは大切だと思っています。
いくら情熱を持っている分野でも、その方の今までの経験やスキルがお客様や必要としている人のニーズに合わないともったいないので。
「情熱」「得意」などをどう「掛け合わせて」
「誰のために」「何を」提供するか
は、うまくデザインされていると大きな違いがあると考えております。
進路を変更した方がいいかな、と思ったら、新しい選択肢を考えていくことを私はおすすめします。人生1度きりなので、100歳になって後悔するなら、今、何か試した方がいいですよね!