お仕事や子育てをしている中で
「時間が足りない!」
「余裕がない・・」と
感じることはありませんか?
仕事も家庭も、日々やることが多くて、
1日があっという間に終わってしまう。
そんなご相談がとても多いです。
でもふと振り返ると、
私の場合、 新卒で働き始めた頃、
私は1日のほとんどを仕事に費やしていました。
朝から晩までオフィスにいて、
気づけば仕事のことばかり考えている。
当時は時間もエネルギーもすべて仕事中心。
週末は友達と会ったり、ショッピングをしたり。
それ以外は特に予定もなく、
結局また仕事のことを考えていました。
クライアントの業界をもっと理解するために、
その関連の店舗を回ってリサーチすることもよくありました。
今思えば、あの頃はだらだらと
仕事に時間を使っていた部分もあったかもしれません。
時間が限られると、集中力が増す
30代になって、プライベートでも忙しくなってくると、
一気に「自由な時間」がなくなりました。
家のこと、 家族のこと、仕事の責任も増え、
あっという間に1日が終わる。
そんな中で私は、自然と自分に
デッドラインを設けるようになりました。
「この仕事は◯時間以内に終わらせる」
「ここまでの準備を午前中で完了する」
すると、驚くほど仕事のスピードと質が上がったのです。
時間が限られている方が、頭の回転も速くなり、判断も的確になる。
結果的に、以前よりも短い時間で、
より良い成果を出せるようになりました。
忙しいほど、キャリアは磨かれる?
「プライベートが充実して忙しいと、
キャリアのための時間が減るのでは」
と思う方も多いかもしれません。
でも実際には、時間の制約がある方が
パフォーマンスは上がることがよくあります。
海外では、どんなに忙しいエグゼクティブでも、
夏には2週間から1ヶ月、しっかりと休暇 を取ります。
クリスマス休暇も1〜2週間が当たり前。
休むときはしっかり休み、働くときは集中して働く。
この「メリハリ」が、クリエイティブな発想を生み、
最終的なアウトプットの質を高めているのだと思います。
忙しさの中にリズムを
私自身も、3人の子どもを育てながら働いてきました。
育児と仕事を両立させる中で感じたのは、
「時間が足りない」と思っていた時期ほど、
キャリアの成長が加速していたということ。
限られた時間の中で、
『今、本当に大切なこと』に集中する力が
身についたのだと思います。
それは「完璧にやる」ことではなく、
自分の中のリズムをつくることでした。
仕事を詰め込みすぎず、休む時はしっかり休む。
家族と過ごす時間を大切にする。
そして、仕事に戻ったら集中する
このサイクルが、結果的に
キャリアの質を上げてくれたように感じます。
「遊び」がある人ほど、仕事もうまくいく
『PLAY HARD, WORK HARD.』
よく聞く言葉ですが、
これは単なるスローガンではなく、
バランスの取れた生き方の原則だと思います。
しっかり遊び、しっかり休む。
それがあるからこそ、
次の仕事に新しいエネルギーで向き合える。
真面目に働くことは素晴らしいことですが、
ずっと走り続けていては、
心の余白や創造性がどんどん削られてしまいます。
だからこそ、適度に休むことも仕事のうち。
そのリズムの中に、
あなたらしい働き方の形が見えてくるかもしれません。
時間は使う量ではなく、
どう使うかで見える世界は変わっていきます。
仕事も、人生も。
「頑張る」だけでなく、「楽しむ」「休む」も含めて、
バランスよく生きていきたいですね!
