私たちにとってビジネス社会で堂々と振る舞うことはとても大切。お客様からしても
- 「堂々と」しているサービスプロバイダーと
- 「自信なさそうな」人
絶対に前者を選びたくなりますよね。
セールスしていても、プレゼンしていても堂々としているのは、大切。
でもそれがわかっていても、出来ない時も多くありました。
私は155センチと割と小柄。
海外での仕事が長かった私は、外国で、特にオランダ人などの背の高い人と比べると頭が1つどころか、随分とサイズが違って、まるで子供になったような気分になります。そして同じ日本人でも男性社会の中で女性として堂々と振る舞うのは、そんなにシンプルではありません。
それでも堂々と降り舞うことが求められたり、逆に会社内の大切なプレゼン、転職のための面接などで、
「挑戦」する時には自分を3割も5割も増して「堂々と振る舞いたい」事もあり、色々と練習してきました。
(話がそれますが、オンラインの良いところは身長の高さなどがわからないことが多いので、何ヶ月もズームでお顔を見て話していても実際に会うと「あなた、結構小さいのね」なんてことはたまにあります
さて、自分よりもサイズも態度も大きな人達を目の前に、どうやって堂々と振る舞うか。私なりの答えは
「練習」と「イメトレ」です。
【 練習 】
堂々とすることに慣れていない私たちでもこれを「練習」すれば必ず上手になります。
そして、自分「らしくない」やり方で堂々としても、疲れてしまいますので、ある程度自分に忠実に、でも必要以上に自信をなくすこともなく、適度に「堂々と」していれば良いかと思います。
堂々としているからって、
- 全てがハッタリなわけでもないし
- 根のない根拠のない話をするわけでもありません。
- また、堂々としているからといって外交的でやたら積極的な必要もありませんね。
●ミーティングに誘われたら、いくら周りに偉い人がいても、「ここに誘われたのだから、私はここにいても良いのだ」と自分の存在を承認。
●プレゼンを頼まれたら「自信がない!」と思っても「プレゼンを頼まれたということは、私の言うことを聞きたいと思っている人がいるはず」と自分の意見をわかりやすく主張し、お伝えする。
変に無理をするわけでもなく、自分に嘘をつくわけでもないけれど、「堂々とする練習」をすると良いかと思います。
そして、それがいくら小さな機会でも、「練習する」機会を積み重ねることによって「成功体験」が自分の中に積み重なってきて、自然と自信につながります。「堂々とする練習」少しずつでも重ねてください。
【イメトレ】
そして「イメトレ」はとても大切です。
堂々と振る舞うには、そういった人になりきるのが効果的です。
私はテッドトークやお気に入りのテレビドラマなどで、「堂々と振る舞っている」人やキャラクターをみて、まるで「その人になったか」のように振る舞います。
大人数の前の英語のプレゼンでは特にそのイメトレを重ねました。
・自分の英語が母国語でないこと。
・女性で小さくてインパクトに欠けること。
これは承知の上で、ではどうやって「堂々とプレゼンをするか」
- どんなトーンで話して、
- オーディエンスからみてどのような動きをするか
は意識してイメトレしました。
頭の中で成功しておけば、あとはそれを「演じるのみ」
「堂々としている役者さん」になったつもりで、頭の中のリハーサル通りに動くのみです。
これが意外に効果的。
あ、今日プレゼンがある!という方。
心配しないでください。YouTubeで2、3分の動画を見て、イメトレをすれば準備完了です。
まだお時間のある方は、イメトレをしてから頭の中でロープレをしてください。その時に実際のプレゼンをやるように最初から最後までブツブツ言いながら練習するとさらに効果的。
私は通勤の車の中ではプレゼンの練習とイメトレでブツブツ言っていることがしょっちゅうありました。
今、堂々と振る舞うことができなくても練習とイメトレで少しずつ、あなたの在り方が変わってくるでしょう。
そして、覚えておいてください。
あなたは、あなたでしかないのだから
無理に繕う事なく自分らしく勝負してください。
それにプラスして、ちょとの練習とイメトレで、きっと素晴らしい結果を導かれる事でしょう。