一生忘れられないフィードバック

セミナーをしたり、クライアントさんと話したりする中で、私の大好きなことは、皆さんが色々と質問をしてくださること。

そんな質問から答えを考えているうちに、新たな気づきに繋がることが多くあります。先日行った3日間のポジティブ フィードバックセミナーで

「今までに一番思い出に残っているポジティブ フィードバックは何だった?」

というご質問をいただきました。いくつかあるのですが、これをきっかけに「どうしてこれが私にとって大切なポジティブ フィードバックだったのだろう?」と考えてみました。

どうやら、ポジティブ フィードバックのあった「前」と「後」の自分の感情の振れ幅が大きかったものが印象に残っているようです。

特に何かを「不安」に思っていて、その状態と、実際フィードバックをいただいた時の「嬉しさ」の「ギャップ」が大きかったもののようです。

いくつか例を挙げてご説明いたします。


上海にいた頃、ジェネラルマネージャーとして100人ほどの部下がいました。私の知らない業界だったために、私の部下のマネージャーたちの方が、仕事に詳しい人が多くいました。

そんな中である日、女性の部下が「会社を辞めます」。

「私も業界に詳しくないし、力量がなくて、がっかりされたかな。彼女を育ててあげることができなくて申し訳なかったな」と思って、彼女との最後の 1 on 1 に行きました。

そこでその部下にもらったのが、涙が出るほど嬉しいポジティブ フィードバックでした。

「私はこういうことあまり言わないけど、言っておくわね。あなたが今までの上司の中で一番よかったわ!私をリスペクトしてくれて、自由に色々と試させてくれたから」

どうやらこの経験が買われて、夢のようなポジションにヘッドハンとされたようでした。
これは当時の私にとって、本当に嬉しいポジティブ フィードバックでした。

私が業界に詳しくないし、彼女を育てられなかったかもしれないし、という「不安」と彼女からのポジティブ フィードバックの「ギャップ」が大きかったからのようです。


他にもこんな例がありました。あるオープニングのイベントを担当していた時のこと。

全てスムーズに進んでいたそのイベントの最中で、私のコミュニケーションミスから海外のパフォーマーがプログラム通りの時間にスタートできない、という問題が起きました。社長に「ノリコ、パフォーマーをまとめる担当とさっき話したら、プログラムの時間とずれている話をしていたよ」とイベントの最中に言われ

私:「え???????」
社長:「何とかして、早急に解決しろ」
私:「は、はい。。。。。」

結局私がパフォーマーたちに頭を下げ、何とかなりました。

その次の日、お休みをもらっていて、まだ半分眠っていた私に社長から電話が。「昨日の件、怒られるかな」と恐る恐る電話をとると

社長:「昨日のイベントは大成功。君がまとめてくれたお陰だよ。ありがとう」
私:「時間の件では失礼しました」
社長:「いやいや。イベントで問題はつきもの。あれくらいで済んだから良い方だよ」

間違いがあって「ヤバい!」と思っていただけに、嬉しいポジティブ フィードバックだったのかと思います。皆様にとって「忘れられないポジティブ フィードバック」どんなものがありますか?

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