私自身がオンラインワークショップに参加して感じる事

現在、アメリカのあるエグゼクティブコーチングの会社のワークショップに参加しています。
この会社のことは、数年前に大好きなジャーナリストのポッドキャスト対談で聞いたことがあって、いつか何らかの形で関わりと持ちたいと思っていたところ、今月、オンラインのコースがあると聞いて参加したもの。

ニューヨークのこの会社。ワークショップの参加者はアメリカをベースにしている方々がほとんどですが、私も含め、ヨーロッパからの参加者が数名と、アメリカにいても移民であったり、海外から仕事に来ていたりで様々なアクセントが聞こえます。イタリアは日本と同じ、とは言わないまでもあまり国際的ではないので、ミラノにいる私には良い刺激です。

ワークショップ、というだけあって、様々な課題があり、それを数分でこなしていくのですが、一人でワークした後にはシェア。シェアする相手の私の BUDDY はドイツ人。スイスで人事マネージャーをしている方でした。国も業界も年齢も全く違う彼女と話すことで、私の視野も広がり、いつも考えていない視点で物事を考えることができました。

私は以前は20年以上会社員で、私の生きている世界は「家」と「会社」の往復でした。その頃の私の生きている「世界」はとても狭く、いくら国際的な会社にいたと言っても、価値観、ライフスタイルの意味では同じような人としか接していませんでした。これは日本にいた時も、中国、イギリス、イタリアで仕事をしていた時もあまり変わりません。マルチナショナル企業の社員ともなると、どの国にいてもある一定の価値観のある、決まったような人々となってしまうのです。

 

決して知り得なかった方々との出逢いと影響

ここ数年は、オンラインでこれほどにも人との出会いがあることを知り、普段会わないような方々と本当に簡単に繋がるチャンスができました。

今繋がる人々は、生まれた場所、育った場所、業界、育ち方、今までの人生の行き方など、私とは全く違った方が多くいます。そんな方々と話していると過去がどうであっても、将来は自分で作り出せるのだな、とか、全く違うバックグランドでも、価値観や志が同じような人とは仕事がしやすいな、などと色々と考えることがあります。

  • ちょっと狭い世界に生きているな、
  • 少し視野を広げても良いかな、

と思ったら、ちょっと変わった環境に身を置いてみることをお勧めします。オンラインサロンやセミナーなど、最近では気軽に参加のできる機会が多くあります。

深く考えないで、行動してみましょう!
そのコミュニティにあわなかったり、つまらなかったら、退会すれば良いのです。
せっかくですから、新しい環境に身を置いて、学んでみましょう。