昨日、日本人女性は全てのことを完璧にこなすこともあって、世界で一番時間に追われているのではないか、という点についてお伝えしました。
ヨーロッパにお住まいの乃里子さんからこんなコメントを頂きました。とても嬉しかったです。乃里子さん、有難うございます。
「主婦の仕事について言えば、日本はまだ食洗機、皿洗い機の普及がまだいまひとつなようで、その辺でまず食事の片付けの時間が結構違うかなぁと思います。 また、欧米のテイーンの子たちが、ベビーシッターをしてお小遣いを稼ぐのはよくあることです。雇われるティーンエイジのほうも小さな子の世話をすることで、その10代の子たちが本当にmatured になる経験の1つをさせていただけるのです。これってほんとにいいなぁと思っていました。自分たちの子供が小さいときに、テイーンのお姉ちゃまたちにお世話になって、なんてMaturedで、素晴らしいのだろうと思ったり、又今自分の娘たちが、ティーンになっていて、今年はコロナであんまりアルバイトの人の仕事でさえありませんが、やはり良い経験をさせていただいていると思います」 |
私も本当に共感しました。東京の実家に帰ると、食洗機がないため、「面倒だな」と思ってしまう自分に気づきます。食器を洗うというのは「きれいになった!』感じがすごく好きで、楽しい作業ですが、疲れた時などはやはり億劫になってしまうものです。
またティーンの女の子のシッターさんとしてのバイトも本当に良い考えだと思います。娘が小さい時に近所のお姉さんに英語で遊んでもらったのを思い出しました。うちの娘は子供が好きなので、興味があるようですが、この状況もあり、まだ経験させていただいていません。「何かあったら」ということもあるでしょうが、ティーンの女の子のシッターさんは、親にも、お子様にもティーンの子にも Win Win Win だと思います。
さて、本日も時間について考えたいと思います。
私が妊娠中に周りに言われたことは「子供が産まれると忙しくなるよ」。
自分の出産までシッターさんとしてのバイト経験もなく、また周りに子持ちの友人もいなかったため、私は当時、この意味があまり分かりませんでした。
実際に子供が産まれてからは、忙しいこともありましたが、子供に関係すること以外は考えたりやっては行けない気がして、数年間あまり刺激も学びもない生活をしました。今考えれば、もっと時間を有効活用して学びを深めることもできたと思います。
そして、子供の数が増えるにつれて、また仕事に戻った時には、自分の時間が全くない生活になっていました。
ファッション業界に転職して、ミラノに出張に行った時に、イタリア人の同僚に「ノリコ、3人も子供いて、プラスこの仕事やってるの?自分の時間は1分もないでしょ」と言われて、初めて「自分の時間」というものが自分になかったことに気づいた、という事を今でも鮮明に覚えています。
今は子供達も大きくなって以前ほど手間がかからなくなりましたが、もし私が以前の私にメッセージを送るとすれば、
1. 女性は出産育児で時間の使い方がガラッと変わるから、それについて先輩などに話を聞いて、心の準備をすること。またその時の優先順位やバランスについてもう少し考えたほうが楽しく過ごせる。
2.どのライフステージにいても、毎日、5分でも10分でも「自分の時間」を確保することは大切。
といったところでしょうか。
また、特に子供が小さい時にはとにかくやらなくていけないことが多いので、
- 手を動かしつつも心がハッピーになるような情報をインプットしたり、
- そこから自分でアウトプットできる範囲で何かをする
と、毎日がグッと楽しくなると思います。私はそうすることに変な罪悪感を感じたこともあり、また海外にいて、いろいろ大変で、実際に行動できたのは、1人目が産まれてから随分後からだったのですが、今からやり直すとしたら、もっと「楽しむ」ことにエネルギーを使うと思います。
いずれにしても、
女性の時間の使い方はライフステージあわせて大きく変わります。それぞれのタイミングで「その時でしかできないこと」がありますので、今できる範囲で「毎日を思いっきり楽しんで」「自分のやりたい事は試みて」
いただけると良いかと思います。
でも時間がない!
私が考えて、実践している時間術について今後もシェアさせて頂きますね。
素敵な1週間を。