以前、イタリアに戻るチケットを
確認していたところ
「やっちゃった!またスペルが間違ってる!」
航空チケットのスペルが
Villanti→Billanti になってる!
「VeneziaのVですよ!」って、
何度も繰り返したのに。。。
間違えた原因は発音。。
英語で長年仕事をしていても、
発音を直すことは難しいですね。
日本人特有の
RとL
BとVの壁は高く、なかなか克服できません。
(克服のコツをご存知の方はぜひ教えてくださいね!(笑))
子供達にも
「ママ、全然違う音じゃん、なんで聞こえないの??」
なんて言われますが、私には分かりません!
主人の名前がVillantiなので、毎回のように、
VやLのスペルが間違えられてしまうので
苦労することも多いです。
イタリアでは電話で何か購入したり、
名前を言う必要のある時には、
そこだけ子供を頼って、名前を言ってもらうのですが
今回は英語で1人で予約をしたので、
間違えていたのです!
(息子は成人していないので、
このスペルミスで息子が飛行機に乗れなかったら大変!
間違いに気づいたあと
その航空会社のジャパンデスクに早速電話をしたのですが
とっても新鮮で楽しい経験をしました!
電話を受けてくださったのは
外国の方で、流暢な日本語でご対応くださいました。
(今の日本には海外の方が本当に多いからですね!)
漢字の確認をするときに
「牧場の牧です」といった方法がありますよね。
英語でも、同じ方法を使います。
S→スペインのS
E→イングランドのE など
電話を担当してくださった外国の方は、
復唱をするときに
S→「仙台のSですね」
E→「江戸川のEですね」
こんな具合で、
日本語の地名でスペルを言ってくださいました。
スペイン→ 仙台
ENGLAND→江戸川
国が違えば、確認する地名が変わるなんて!
日本にいたら当然なのかもしれませんが、
私にとってはめちゃくちゃ新鮮な感覚!
それも、
英語も流暢と思われる、アジア系(アクセントから察する)の方が
「仙台の〜」
「江戸川の〜」と言ってくださるのが、
とても楽しいですし知識が素晴らしいですよね!
ちなみに、他にも
国名や日本の地名を使っていました。
I→インド
M→マレーシア
K→神奈川
N→名古屋
O→沖縄
(「そっか、確かに 沖縄のOね〜」と納得。)
担当の方は外国の方にもかかわらず、
逆に日本の地名をスペルをしていただき
その発音も可愛らしいので
温かくなるちょっとした「異文化体験」でした。
海外で航空会社に電話をすると、
対応が悪く、「こっちが客なのに、怒られた・・」
という経験ばかりですが、
日本の電話対応はさすがですね!
皆さんも日本のホスピタリティには
心が温まるご経験ありませんか?