女性にはライフステージがあります。
多くの男性にとって、キャリアは常にフォーカスするもの。でも女性にはそういかない時があります…
20年以上のキャリアを振り返ってよく感じるのは、ライフステージ合わせて働き方やキャリアに対する考え方を変えて良いということ。
その時の状況によって、常にキャリアに150%フォーカスしなくても良いのです。
- 独身でバリバリ仕事をしたい時
- 結婚前でもプライベートにフォーカスをおきたい時
- お子さんが小さくて仕事ができない時
- 長いキャリアの後半に自分を見つめ直す時
私は若い頃には「とりあえず何でもチャレンジ」して「学びたい」と思っていました。そもそも20代の前半に自分が本当に何がやりたいかはわからなかったからです。がむしゃらに何でも挑戦する。スポンジのように何でも学びたい!
今はちょっと違います(笑)
もちろん今でも学びは大切ですが、何でもかんでも学ぼうとは思わないし、「頑張る」よりも自分のやりたい事を「楽しんで」仕事をしたいと思っています。
また、長いキャリア人生、常に上向きでなくても大丈夫。アップダウンがあって当然です。
私もある時転職したら「え、この会社じゃ何も学べないかも」と思って後悔したことがありました。
当時は将来のキャリアパスに不安で「この数年キャリアの負債」と思っていましたが、その後長い人生「取り戻す」チャンスは多くあり、そんな経験も「キャリア資産」となりました。
そもそも「取り戻す」とか「追いつく」というのは同期の人とか、他のビジネスパーソンとか、他人軸での判断なので、自分に合わせたタイミングで、その時に好きなことをすれば良いのですが!
海外では、男性でも「仕事を1年休んで家族で旅行」なんていう人もいます。そんな経験の後には、視野が広がって、仕事の効率もよく革新的なアイデアが出てきそうですね。
長いキャリア人生。挑戦したり、お休みしたり。大切なのは、自分の行きたい方向性にベイビーステップで少しずつでも近づくことかな、と思います。